MSM-04S AGGUY
シャア専用アッガイ
1/144HGUC MSM-04アッガイ
2007.10.30完成
長野市の模型店「くっちゃね」ガンプラコンテスト金賞頂きました
コンテストにはゾックで出ようと思ったのですが、どうにもカッコ良くなりそうに無い(アイディア不良)
ので、予備のこちらで出しました。春先の発売直後にキットを買ったのですが、コンテストを意識して表面
処理を綺麗に仕上げました。
さて、そんな訳でシャア専用にしました。ちょうど発売前後に古いマンガにシャア専用っていうのがある、
と言うのを知りました。
それで全くの我流ですが、シャア用ということで「カッコ良く。それでいてアガッイらしい。」を目指して
作りました。アッガイにしてはちょっとカッコ良過ぎたかもです。ハイ(^^;
キットですがモールドやギミックなどとてもよく出来ています。しかし、胸周りと足のプロポーションが
不満です。また、二の腕が短いので延長しました。
それとシャア用→高機動、ということで今回は陸上運動性に主眼を置いて増速用にバーニアを増設しました。
それともう一つ変なことを・・・・
手を入れたところ
・えっと・・・、腰が回転します・・・。思いつきとイキオイでやりました(汗
・シャア用なので当然ツノを付けました。モノはプラパンの削り出しです。ネットの知人のアドバイスを受け、
取り付部をなるべく説得力のあるものにしてみました。
・モノアイに地元の模型屋「くっちゃね」さんの「HGライトレンズ」を使用。
・胸
上部は3ミリ程引き出して内側をパテで埋めています(HJ誌記事から拝借)
下部の段々は造形が五月蝿いので厚さを1ミリほど薄く削ってあります。
・肩のカバー(?)と肘、膝にプロテクターを設置。アクセントに。
・二の腕は黒い部品を嵌め込んで3ミリ延長しました。
・右のツメは薄く鋭く成型。鋭すぎて刺さります(笑
・左の手先はミサイルベイの一つを試作の大口径メガ粒子砲という設定にして製作。
・足は上下とも四角目の造形にするためパテを盛って成型しました。
・つま先に踏み潰し、破壊用のクローを設置。
・ランドセルとふくらはぎにバーニア増設。ランドセルのメインスラスターは一回り大きい部品に交換です。
・お尻にウォータージェットを増設してあります。
塗装
黒部はジャーマングレイ。今回も下地にガイアカラーのガンメタルを塗ってあります。
白はキャラクターホワイト、関節はGグレーの上に薄く黒鉄色です。
本体はGグレーの下地にCホワイトでグラデーションを作ります。その上から下の2色の赤を塗ります。
・濃い赤は艦底色に少々のGグレー、ニュートラルグレー、蛍光オレンジ。
・薄い赤というかピンクはRLM23レッドとニュートラルグレーを5:1位で混ぜ、少々の蛍光オレンジとC
ホワイトを加えてあります。
さらに両色塗装後にマホガニーをごく薄く希釈したものを塗って色をくすませています。
手先のグレーはニュートラルグレー。ツメは黒鉄色の上にシルバー。ミサイルはCホワイトです。
関節、バーニアノズルなどはメッキシルバーなどでデコレートです。
また頭の機関砲発射口廻りはGグレーで煤付き風にしましたが、ちよっと面積が大きすぎました。
全体的にロービジ塗装を狙って塗装しましたが効果やいかに?
デカールを貼った後、仕上げとして半ツヤ、つや消しとクリアコートします。
デカールは左側頭部の意味の無い5桁数字がお気に入りです。
さて、今回コンテストに出すにあたり、ベースに凝ってみました。
手近な材料で情景を作ってみました。作り方は行き当たりばったりです(^^;
そして後姿を
材料は5mm厚の木の板に紙粘土を…着かないのでボンドで接着したところ、乾燥したら木がシュリンクいたし
ました・・・OTL
めけずに地面をこげ茶で塗装。その上に鉄道模型用の草粉末をスプレーのりで接着。
そしてこれまた鉄道模型用の木を刺し(スケール1/150の白樺・・・安かったので〔^^;)
道路で拾ってきた手ごろな石を岩に見立てて、且つちょっとお化粧の塗装をして接着しました。
さらに波板プレートが売っていたので、ちっょとムリヤリ配置して水辺に見せかけています。
仕上げにスケール感を出す為に「撃破したGM」の手をちょっと弄って配置しました。
(造形が精密なパワードGMの手です。…仮組みで諦めたキットです。)
最後に、木板の裏面にエポキシパテをつけて平面に置きガタを補正。本当は枠を付ければ良かったのですが…
これをやっていて、提出が締切りギリギリになってしまいました。
そうそう、目立たないですが足底面付近のみタミヤのウエザリングぺン(アースカラー)で汚しています。
残念ながらその他の部分をやる技量はありませんでした。
ネームプレートを付けて、斜め上方からの写真です。
さて、コンテストの結果はどうなりますか。最終日に持っていきましたら皆さんレベルが高いのです。
制作期間は半年、ただし断続的に。
それにしても表面処理に時間が掛かりましたです。はい。
2007.11.11 まるいたろう
おまけ 横画像が余ったので。
なんとなく哀愁。
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